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施工例

シルフィ 車のエアコン風が出ない

シルフィ 車のエアコンの風が出ない修理 のご紹介です。
真夏の炎天下に駐車中の車室内は時として60度オーバーとなりオートエアコンの
吹き出し口から風が出なく室内が冷えないというのは非常につらいものです。
エアコンが効かない・冷えないなどをはじめ風が出ないなどで修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

エアコン吹き出し口からは全く風が出てこない状況を画像で分かりやすく表現するために
ティッシュペーパーを紙風船のようにしてダッシュボード貼り付けてみました。

エアコン吹き出し口からは全く風が出てこない多くの原因はヒューズ切れや
ファンモーターの故障が考えられますが
点検の結果はファンモーターの故障ではなさそうなのでさらに故障診断を進めていきます。

ブロアモーター回路が正常でしたので
グローブボックスを外してブロアモーターコントロールパワーモジュールの点検に進みます。

〇で囲んだ部分がブロアモーターコントロールパワーモジュールです。

点検のために外したブロアモーターコントロールパワーモジュールです。
ビス2 本で簡単に外れます。

バッテリーからブロアモーター経由の電圧をチェックでは電圧はOKでした。

ブロアモーターアース回路もOKでした。

残るはブロアモーターコントロールパワーモジュールのベース電圧の故障も考えられますが
点検の結果ですが電圧はOKでした。

さらに点検を進めてブロアモーターコントロールパワーモジュールからコネクターを外すと
コネクターが焼けてカプラが溶けていました。
ターミナルの〇部分が接触不良を起こして電気が流れない状態になっており
これでは端子に電圧がかかっても電気が流れないのでブロアモーターが回らないですね。

ブロアモーターコントロールパワーモジュールの内部も大丈夫かと思い開けてみました。

パワーモジュールを開けてみるとやはり予想通り〇部分のハンダが溶けてさらにハンダが
割れた状態になっており部品交換が必要です。

交換するブロアモーターコントロールパワーモジュールの新旧部品です。
画像からでは見えづらいですが右側が新品の部品です。
ちなみにブロアモーターコントロールリレーと呼んでいる方もおられます。

日産パーツから販売されているブロアモーターコントロールパワーモジュール補修用の
配線キットです。

車種によって使用する配線や本数が違い
補修用の配線キットは汎用性を持たしてありますので必要のない配線はカプラから外して
現車(車両側)の配線と補修用ハーネスを切断してつなぎ直して結線していきます。

多く電流が流れる配線には電気抵抗が起きないように配線同士を圧着ターミナルで接続して
あとは収縮チューブで絶縁を行います。

余分な配線などもなくしてすっきりと結線が完了です。

ブロアモーターコントロールパワーモジュールをクーリングユニットに取り付け完了です。

エアコンの吹き出し口からは勢いよく風が出てくるようになりました。
そこで忘れてはいかないのがエアコンフィルターの点検です。
ファンモーターから送りだされる風がエアコンフィルターの目詰まりでパワーモジュールを
通過する風が弱くなるとパワーモジュールを焼損する可能性がありますので要注意です。
今回はパワーモジュールのハンダやターミナルの焼損がありましたが
エアコンフィルターの画像を撮り忘れましたがフィルターの目詰まりはなく良好でした。

エアコンガス量やエアコンサイクルの点検を行い
外したグローブボックスなどを組み付けて KG11 日産 ブルーバード シルフィの車の風が
出ない修理はブロアモーターコントロールパワーモジュール交換で無事に完成しました。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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