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施工例

ワゴンR スティングレー エアコンが効かない

MH22S ワゴンR スティングレー エアコンが効かない修理のご紹介です。
春のゴールデンウイークを過ぎた頃から夏にかけて気温の上昇とともに車内温度は
高くなりエアコンが効かないと車内が冷えなくなり熱中症のリスクや運転操作に
影響をおよぼす危険なリスクを避けるためにもエアコンを修理するなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

エアコンが冷えない原因はエアコンガス不足でした。

まずは最初にフロントバンパーを外してエアコンコンプレッサーをはじめコンデンサーから
エアコンガス漏れの点検を開始するところです。

リークテスターでガス漏れ場所を調べた結果は
スズキ ワゴンRは年式にもよりますが車内ユニット内のエバポレーターからもガス漏れが
多い車種ですが
エアコンガスが漏れていた場所はエンジンルーム内に取り付けられている画像の○で
囲んであるエキスパンションバルブ(通称エキパン)からでした。

エアコンガスを回収してから高圧パイプ(ディスチャージパイプ)を外し
低圧パイプ(サクションパイプ)を外したところですがエアコンガスの流れる(通路)の
エキスパンションバルブ内部やエアコンパイプ内部はきれいでしたので一安心です。
エアコンガスの流れる(通路)が黒ずんでいる場合やコンプレッサーオイルの付着が無い
場合はエアコンコンプレッサーを疑う必要がありますので要注意です。

エキスパンションバルブが外れたところです。

ガスが流れる圧力を調整しているバルブキャップから
エアコンガスとコンプレッサーオイルが漏れだして大量に付着しておりました。
エアコンが冷えなくなりガスを補充(正しくは充填と言います)する場合はエアコンガスと
同時にコンプレッサーオイルも漏れますので
当店ではガスとオイルを同時に補充していますが他店でガスを補充される場合は
一言でいいのでコンプレッサーオイルの補充もお願いしますと言っていただければ幸いです。

エキスパンションバルブの新旧部品です。

エバポレーター側パイプのオーリングを外したところです。
オーリングを外す時の注意点はマイナスドライバーなどを溝に差し込んでオーリングを
外す時に溝に傷を付けないように慎重に作業をする事です。

新品のオーリング組みこみ完了です。
エキスパンションバルブを固定している金具にはカス漏れで少々腐食していましたが
バルブを固定している金具ですのでガス漏れ等には影響が無いので大丈夫なところです。

エキスパンションバルブ組み付け完了です。
エキスパンションバルブ回りのスポンジもガスやオイルが多量に付着していましたので
純正部品は欠品でしたので汎用品を組み付けました。

高圧パイプ(ディスチャージパイプ)と低圧パイプ(サクションパイプ)のオーリングを交換して
組み付けたところです。

エアコンサイクル内に湿気を含んだ空気が残っているとエアコンの思わぬ故障につながる
ことがありますので
当店では一時間以上はたっぷり時間をかけて真空引きをしているところです。

エアコンガスを規定量(オイルを含む)補充(充填)した時のガス圧力ですが
ゲージ圧は理想的な圧力になり18万Kmオーバーのエアコンコンプレッサーは健在でした。
コンプレッサーオイルの不足で
コンプレッサーの固着で圧縮不良や焼き付きによる損傷が増えているのが現実です。
しつこいようですがコンプレッサーオイルの補充をお忘れ無く。

外気温30℃の中アイドリング状態でオートエアコンをマックスコールド風量全開時の
吹き出し口から出てくる温度は8.5℃と冷え冷え状態となり
これで30℃オーバーの真夏でも安全運転で快適に乗り越えられるかと思われます。

次はめざせ20万KmワゴンRスティングレーを合言葉に長いエアコン修理を最後まで
ご覧いただいて誠にありがとうございました。
何かの参考にしていただければ幸いです。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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