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施工例

BMW 車のエアコンから温風が出る

F46 218i BMW 車のエアコンから温風が出る修理のご紹介です。
オートエアコンは時代の進化とともに変化して左右独立で温度調整が可能になり
助手席に乗っている方は涼しげにしていますが運転する私は厚くてたまりませんと
修理依頼です。エアコン使用時に温風が出てお困りの方がおられましたら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

オートエアコンの温度をマックス16℃に設定して吹き出し口から出てくる温度測定をします。

助手席側の吹き出し口温度を測定すると5.7℃ですので問題なく冷えております。

ところが運転席側吹き出し口の温度を測定すると47.8℃ですので暑いはずです。
夏場の炎天下ですとやばいです。

オートエアコンの何が故障しているか車に問いかけても
教えてくれませんので故障診断機(スキャンテスター)をOBDポートに接続して故障診断を
開始するとIHKA(オートエアコン)にフォルト 1のエラーメッセージが入っております。
故障診断機(スキャンテスター)でさらに詳しく調べていきます。

DTCエラーコードは(E70C21)常時 (右ミキシングフラップ駆動:応答しない)
今現在故障しているフォルトメッセージが
表示されておりますのでミキシングフラップコントロールモーターの点検に進みます。

故障診断機(スキャンテスター)で強制的に(アクティブテスト)動かしてもミキシング
フラップの%が全く変化しません。
クーリングユニット内でミキシングフラップが固着していると多少の変化は見られますが
今回は全く変化しません。(無反応)
ミキシングフラップが固着して重たいかそれとも駆動モーター自体の故障が考えられます。

右ミキシングフラップ駆動モーター点検でエアコンユニット右側のカバーを外します。

中央部にドーンと構えているのがミキシングフラップ駆動モーターです。
点検の結果は右側ミキシングフラップ駆動モーター自体の故障と判明しました。
ミキシングフラップ駆動モーター自体はビス2本で簡単に外れます。

駆動モーターが外れましたのでミキシングフラップのシャフトを手で回してスムーズに
作動するかを点検すると何の引っかかりもなくスムーズに動いておりました。

交換するミキシングフラップ駆動モーター新旧部品です。
左側は故障して動かないミキシングフラップ駆動モーターですので新旧部品を交間違えて
組み付かないようにコネクタ部分にマスキングテープで目印を付けてあります。

右ミキシングフラップ駆動モーター取り付け(交換)が完了しました。

運転席側の吹き出し口温度を測定すると5.6℃まで下がるようになり
F46 218i BMWオートエアコン吹き出し口から温風が出る修理は完成しました。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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