車検 Ｒ３２ ＧＴＲ

エンジンオイル漏れ修理でシリンダーヘッドカバー（タペットカバー）を外して、シリンダー
ヘッド回りの点検と洗浄をしているところです。
エンジン内部は初度登録が平成３年式で走行が１１万ｋｍとは思えない位にきれいです。

シリンダーヘッドガバー（タペットカバー）のパッキンから、エンジンオイルが漏れで
左右のシリンダーヘッドガバー（タペットカバー）を取り外したところです。
シリンダーヘッドガバー（タペットカバー）内部も、初度登録が平成３年式で走行が１１万ｋｍ
とは思えない位にきれいです。
エンジンオイルのメンテナンスは良好でありました。

シリンダーヘッドカバーパッキンセット左右及びターボチャージャーエアーインテークホースを交換しました。

取り外した部品の全てを組み付けて、エンジンオイル漏れ修理は完成です。

ステアリングギヤボックス（ラック＆ピニオン）左側のラックブーツが切れてパックリと開いて
いましたので、車検には通りませんから交換です。
画像は無いですが、右側のラックブーツは切れる寸前でしたが
切れていなければ車検には通りますが、車検後に安全・安心して乗っていただくためにも
同時に交換させていただきます。

左側ラックブーツ交換が完成したところです。

お客様のご要望で、ブレーキローター研磨と６００℃の耐熱塗料で錆び止め塗装をさせて
いただきました。
詳細はＲ３２ ＧＴＲ ブレーキ修理でご覧ください

全てのオイル＆フルード（アテーサフルード含む）を交換しして、スカイライン Ｒ３２ ＧＴＲの
車検は完成しました。
また、お客様のご要望でＨＫＳのＥＶＣ−Ｓを取り付けさせていただきました。


一人ごと
ブレーキ修理で４枚のブレーキローター研磨をしましたが、ブレーキパッドの残量は多く
交換するにはもったいないので交換せずに平面研磨をさせていただきました。
ブレーキパッドを平面研磨しましたが、ブレーキが全く効かなく車検には通らない状態で
ブレーキパットとローターのアタリ付けを行うのにかなりの距離を走行しました。

最近では、車高調サスペンションで特に硬いバネが付いているお車を運転するのは体が
大変つらいです、特に腰にきます。
クラッチがシングルタイプのメタルクラッチ（ダンパーなし）で助かりました。
しかし、ブーストメーターとトルクメーターを見ながらついついアクセルを踏んでいて若き
頃の自分を思いだしました。
今思えば
何年か前にＲ３２タイプＭのお車を当店でエンジンをＲＢ２０ＤＥＴからＲＢ２５ＤＥＴに
乗せ換えて、同時にクラッチもＯＳツィンメタルダンパー無しに交換、記憶では伝達トルク
１０００ｋg以上を組み込みました。
また、とんでもない車高調装着済みのお車を構造等変更検査（公認車検）で陸運事務所に
車を持込み検査ラインに通す時、発進時エンストするか又はホイールスピンを何度も繰り
返し検査官に叱られました。
気が付いたら順番待ちをしている後続車が距離をあけていました。

お車には、ローポジションフルバケットシート＆７点式ロールバーが装着済みで検査ライン
での乗り降りも大変でした。

全ての検査に合格して次は測定コースに入り、測定結果も全てＯＫで書類も全てＯＫになり
測定コースから出た時には、重たいクラッチでおまけにハンクラッチが使えない状態で
左足がガクガクになりながら、登録が完了して車検証が交付され
車検証の型式が、ＨＣＲ３２改となりました。
後は会社に帰るだけです。
最後に、お車を納車後いろいろと難題あり面白い車を作りました。
例えば、ブースト圧１．５まで耐えられるエンジンを作って下さいとか ？
実感バリバリのバリで素晴らしい加速感でした。
また、バネレート、フロント１５ｋ、リヤ１３ｋの車高調も取付けました。

チューニングカーをギャルがさっそうと車を乗りこなす時代が到来すれば、日本経済が
明るくなるかも？
一人ごとを最後まで読んで頂いて有難うございました。