エンジン 水漏れ 修理

エンジン本体から水漏れがしていましたので、ラジエーターの冷却水の量を点検すると、
まったく冷却水が残っていないのと同時に、内部の錆びがひどい状態でした。

冷却水が漏れていた場所はサーモスタットを取り付けているハウジングとエンジン
フロントカバーの間からでした。

ラジエーターアッパーホースとヒーターホースを外したところですが、それにしても見事に
ウオーターライン及びヒーターホースジョイントが錆びていました。
ドライバー先端のパッキン部分から冷却水が漏れだしていました。

水漏れ修理をしているところですが、ラジエータークーリングファンが経年劣化で取り付け
部分にヒビが入っている為に、ファンが破損して飛び散るとラジエーターにあたる可能性が
ありますので、お客様に確認の連絡をとり交換する事にしました。

サーモスタットハウジングを外したら、オーリングが硬化して弾力性が無くなり密着不良を
起こしていると同時に、オーリングが切れていました。

ヒーターホースジョイント及びターボチャージャーバイパスホースジョイントが錆付き
腐食していましたので、本来なら交換したいのですが、部品状況を確認すると製造廃止に
なっていましたので、取り外してペーパーで磨いているところです。

全てを組み付けてから何回も水道水でウオーターライン及びラジエーター内部がきれいに
なるまで洗浄して、ロングライフクーラントを交換して、ダットサントラックの水漏れ
修理は完成しました。