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施工例

オートエアコン修理

スズキ ワゴンRオートエアコンモードでヒーターが効かない修理のご紹介です。
スズキ ワゴンRオートエアコンモードで夏場の熱い時にエアコンが冷えないとか
冬場の寒い時などにヒーターが効かなく室内が暖かくならないなどの修理をはじめ
エアコンランプ点滅などの修理をはじめ、電気系統のトラブルで修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せください。

お客様からオートエアコンモードで室内がまったく暖かくならないと修理依頼を受け
外気温度が8℃の時に、ヒーターの作動状態をお客様と一緒に確認させていただきました。

室内が寒いにかかわらず、オートエアコンモードでマックス32℃に温度設定でどれだけ
走行してもファンの風量がハイスピードにならず、さらに温かい風が出てこない状態でした。
原因を特定して修理するには時間がかかると思われますので、お客様には当店の代車に
乗って帰っていただきました。

エンジンキーがオンの時にオートエアコンセンサー類やモード切替モーターが故障の場合
ウォーニング機能によりディスプレイ部の(AUTO)の文字を点滅させて運転者に知らせる
構造になっています。
現在は(AUTO)の文字が点滅していませんので、センサー類やモード切替モーターの
作動はOKと判断して次の診断に進みます。

実際にオートエアコンのコンピューターに異常はないか、正常に作動しているかの確認を
するために日射センサーの上に物を置いて光をさえぎると
4.1の日射センサーLOWと異常コード番号を表示しますので、コンピューターは正常と
判断して次に進みます。
(ダイアグコードの表示方法はメーカーに問い合わせていただければ幸いです)

お車には低水温表示ランプ(緑色のランプ)とオーバーヒートした時に点灯する赤色の
警告灯はついています。
点検等で水温計か付いていないために実際のエンジン水温を確認することが出来ません
スキャンテスター(故障診断機)を接続してエンジン水温を測定すると60℃以上に
上がりませんでしたので、エンジン冷却系統の点検に進みます。

点検結果、エンジン冷却水の流れをラジエーターに流すかそれとも止めるかを制御している
サーモスタットが低い温度で開き始める事が原因と判明しました。

サーモスタットを外しているところですが、ボルトが長くて下側のヒーターパイプに
引っかかって外れてきません。

下側のヒーターパイプを外すのに大変時間がかかりますので、スタッドボルトにナットを
二個かけて、回らないように固定してからスタッドボルトを外しております。

スタッドボルトを外すと、サーモスタットを上に持ち上げる事が出来ますので、簡単に外す
事が出来ました。

交換するサーモスタットの新旧です。

サーモスタットはこのような構造になっております。

全てを組み付けてからロングライフクーラントを注入して、ウォーターラインのエア抜きを
おこなっております。

ラジエーターやエンジンウォーターラインのエア抜きが完了後にフルオートエアコンモードで
マックス32℃に温度設定すると、室内が冷えている時にファンモーターも全開に回りだし
温風も足もとから勢いよく出てくるようになり
スズキ ワゴンRスティングレー(MH22S)オートエアコン装着車でヒーターから温風が
出て来なく暖まらない(暖房がきかない)修理は完成しました。
ワゴンRオートエアコンが冷えない修理もこちらからご覧下さい

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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