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施工例

タント 加速不良修理

ダイハツ タント エンジンのパワーがない加速不良修理のご紹介です。
エンジン不調で信号待ちで止まりそうになる、いざ加速しようとアクセルを踏み
込んでもエンジンが吹けない、加速しないなどの故障修理をはじめ、軽自動車で
エンスト修理や加速不良修理、エンジンや電気系統のトラブルで修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

故障診断機(スキャンテスター)の診断では、ミスファイア(失火)のトラブルコードが
入力されており、エアクリーナーケースを外して確認すると、シリンダーヘッドカバー
(タペットカバー)からのオイル漏れが、加速不良の原因だと考えられます。

1番シリンダーのプラグホールを確認すると、スパークプラグ(点火プラグ)の半分近く
エンジンオイルが溜まっておりました。

プラグホールにエンジンオイルが溜まった状態で、いきなりスパークプラグ(点火プラグ)を
外すとウォーターハンマー現象が起きますので、高圧のエアーでエアブローをして溜まった
オイルを排出しております。

エンジンウォーターハンマー現象とは
エンジン内でピストンが一番上(圧縮の上死点)に上がった時、プラグホールに溜まっていた
オイル量が燃焼室の容積よりも多くプラグホールから燃焼室に入り込むと、エンジンオイルは
液体ですから圧縮出来ませんので、燃焼室内から逃げるところがなくなったオイル(液体)を
ハンマーのようなもの(実際にはピストン)でたたく現象です。
(実際に現象が起きるとエンジンが壊れます)
興味のある方は こちらからご覧下さい

1番シリンダー(左側)のダイレクトイグニッションコイルのカバーにオイルの付着と、
黒ずんでミスファイアしていたスパークプラグです。

ダイレクトイグニッションコイルにオイルが付着したためのトラブルで、1番シリンダーの
スパークプラグがミスファイアをおこして黒ずんでいますが、掃除して再使用すると今現在は
良くても後々にトラブルが発生する可能性がありますので、お客様に確認の連絡をとり
交換させていただく事にしました。

1本だけの交換ですと、パワーバランス(点火バランス)がアンバランスになりますので
3本セットで交換させていただきます。

スパークプラグの交換が終わったら、オイル漏れの原因であるシリンダーヘッドカバー
(タペットカバー)を外しパッキンの交換です。
エンジン内部はスラッジの堆積も無く、オイルメンテナンスは良好で有ります。

シリンダーヘッドカバー(タペットカバー)から、パッキンの交換をいたします。

1番シリンダーのダイレクトイグニッションコイルを、パーツクリーナーできれいに
洗浄して、エンジンに仮に組み付けて試験走行をして見ると、アイドリングでは回転が
スムーズですが、いざ加速しようとアクセルを踏むと、やはりミスファイア(失火)を
しますので、経年劣化で損傷した場合ですと、後々のトラブル防止にも3本セット交換が
お勧めですが、今回はオイル漏れによる損傷なので、お客様の修理代金の軽減のためにも
1番シリンダーのコイル1本を交換させていただきました。

全てを組み付けてから試験走行をすると、まったく別の車のごとく加速は良くなり、また
アイドリング状態もすこぶる調子は良くなりました。

お客様のご要望でエンジンオイルを交換して、
ダイハツ タント エンジン加速不良修理は完成いたしました。
ダイハツ テリオスキッドのエンジン加速不良もこちらからご覧ください

オートサービスワカミヤ
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