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施工例

BMW ブレーキ引きずり

BMW 3シリーズ(E46 325i)ブレーキ引きずり修理のご紹介です。
フロントブレーキ引きずり修理でブレーキキャリパーのオーバーホールをはじめ
ブレーキローターの研磨や交換、定期的なエンジンオイル交換&エレメント交換
突然のトラブルを防ぐ為にも、法定点検や車検時などで消耗品の交換をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

最初にブレーキリザーバータンク内に残っているフルードの量をチェックしておかないと
ブレーキキャリパーのピストンを押し戻した時にフルードがタンクの方に逆流してあふれて
出る事が有りますので忘れずにレベルを確認しておく事が必要です。

左フロントのブレーキキャリパーが引きずっていますので20Kgオーバーのバッテリーを
ブレーキローターにぶら下げても回らない状態でありました。

ブレーキローターが段付き摩耗をしているのと同時にブレーキキャリパーが錆び付いて
固着おりますのでキャリパーの
ピストンは戻らないはでかなりの苦戦をしてキャリパーとパッドを外す事が出来ました。

外れた左フロントのブレーキパッドですが内側のパッド摩材部分が台座から完全に
はがれておりました。(画像右側のパッドです)
あくまでも推測ですがそうとうな熱が発生してパッドから煙がでたかと思われます。

日本車ですとキャリパーのピストンが錆び付いてメッキが剥離していて再使用不可能な
場合でもほとんどのメーカーがピストンの単品での部品設定が有りますが欧州車の場合は
ピストンの単品部品設定が有りませんのでキャリパー分解後にピストンが再使用出来るか
どうかでオーバーホールが可能かを判断しております。
今回はピストンの重要な部分にメッキの剥離はなく再使用できますがメッキが剥離して
再使用できない場合はキャリパーのアッセンプリー交換となりますのでおかしいなと気が
付いたら早めの修理をお勧め致します。

ごく最近ブレーキパッドを交換したような右フロントブレーキパッドの状態です。

左右フロントブレーキを分解して点検した結果はキャリパーのピストンはメッキの剥離などは
まったくしていませんでしたので左右ともに大丈夫でありました。

左右ブレーキキャリパーのオーバーホールが完了したのと交換するブレーキパッドです。
ブレーキローターが段付き摩耗していましたのでローター研磨をした後に錆びからブレーキ
ローターを保護する守る為に600℃の耐熱ブラックで錆止め塗装をおこないました。

左フロントブレーキ組み付け完成です。

右フロントブレーキも組み付け完成しました。

ブレーキキャリパーを外しましたので右フロントブレーキから順番にエア抜き&フルードの
交換をおこなっております。

左側ブレーキローター&キャリパーのブレーキダストも取れてきれいになりましたので
アルミホイールにもブレーキダストが多量に付着しており
きれいに洗浄をおこないテスト走行を繰り返してパッドとローターのアタリ付けをおこなって
ブレーキディスクとパッドのアタリ具合を確認しているところです。

右側もブレーキローター&キャリパーのブレーキダストも取れてきれいになりましたので
アルミホイールにもブレーキダストが付着していましたのできれいに洗浄をおこない
テスト走行を繰り返してパッドとローターのアタリ付けをおこなってアタリ具合の確認を
しているところです。
左右共におおむねアタリがついてきましたのでBMW 3シリーズ(E46 325i)のブレーキ
引きずりでフロントブレーキキャリパーのオーバーホール及びローター研磨&パッド交換は
完成しました。
                                     前のページにはこちらから戻る
E46 325iのリアブレーキローター研磨もこちらからご覧ください

☆お車を運転する時の注意事項ですが☆
ブレーキローター&パッドはおおむねアタリがついていますが現段階では完全にはアタリが
付いていない為に本来のブレーキ性能を発揮する事が出来ません。
その間に道路を走行する時は車間距離を多めにとって急ブレーキや急ハンドルなどの
急の付く運転は避けてごく普通に運転していただく事ですので宜しくお願い致します。

長いBMW 3シリーズ(E46 325i)ブレーキ引きずり修理を最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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