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施工例

マグネットクラッチ 修理

スズキ ワゴンR マグネットクラッチ(電磁クラッチ)修理のご紹介です。
マニアルエアコン装着車ですが、エンジンをかけて走り出した直後はエアコンが
きいていますが、しばらく走行するとコンプレッサーのマグネットクラッチが入ら
なくなって、エアコンが全く冷えなくなるような現象でエアコンの修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

エアコンリレーを交換しても、交換前と同じような現象でエアコンが全く冷えなくなるので
一度見てほしいと修理依頼を受けました。
確かにエアコンコンプレッサーが回らなくなる多くの原因は、コンプレッサーリレーの故障が
考えられますが、リレーが青色から白色に変わっていますので、交換済みと考えられます。

最初にフロントグリルを外します。

次にフロントバンパーを外すとエアコンコンプレッサーが見えてきますので、今回はこの
状態から点検を開始いたします。

エアコンゲージを付けて、ガス圧やガスの流れ具合などのエアコンサイクルの点検を先に
おこなってから、マグネットクラッチに流れる電圧&電流の測定をおこないます。

点検をしている最初の時点では、コンプレッサーが回ってエアコンが冷えていましたので
マグネットクラッチに流れる電圧及び電流が正常な値を示していました。
お客様のお話から想定して現象を確認していたところ、徐々にマグネットクラッチが回らなく
なり、マグネットクラッチの電圧及び電流を測定すると正常値ですから、マグネットクラッチの
点検修理に進みます。

マグネットクラッチのクリアランスを測定すると、使用過程で摩耗したクラッチプーリーと
プレートのクリアランス(隙間)が1mm以上あります。

マグネットクラッチの隙間が標準より二倍以上広い状態で、電磁コイルに最大電流が流れた
場合でも、クラッチプレートプーリーの隙間が広いのでマグネットクラッチが冷えている時は
かろうじてクラッチプレートの吸引が出来ますが
夏場でエアコンの連続使用でクラッチ自体が高温になると、クラッチ内の電磁コイルに電気
抵抗が増えて、コイルに流れる電流&電圧の両方が降下しますら、クラッチプレートを
吸引する事が出来なくなります。

ベルトがかかっているプーリーが回転しても、時と場合によってはクラッチプレートが吸引
されませんので、コンプレッサーが回りませんからエアコンがまったく冷えません。

本来なら、マグネットクラッチをアッセンブリーで新品に交換するところですが、お客様の
ご要望でクリアランス(隙間)調整をおこなう事にしました。

段付き摩耗したクラッチプレート&クラッチプーリーと中央にあるのが調整用のシムです。

クラッチプレートとクラッチプーリーのクリアランス(隙間)を今回は0.4mmになるように
調整しました。

取り外した全ての部品を組み付けたところです。

現在の室内温度36℃です。

室内温度が36℃のなかでエアコンの吹き出し温度が8.8℃まで下がった事を確認して
ワゴンRのマグネットクラッチ修理は完成しました。
エアコントラブルでお困りの方おられましたら、どんな事でもかまいませんので気軽に
お問い合わせください、決して損はさせません。
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