レガシィ 車検

フロントブレーキの点検では何の問題も無く安心して乗っていられる状態でありました。

リアブレーキもフロントブレーキ同様にまったく問題が有りませんでした。

ＢＲ９ レガシィの車両には電動パーキングブレーキ（サイドブレーキ）を採用しております。

電動パーキングブレーキ（サイドブレーキ）を作動させる為のモーター（アクチュエーター）は
右リアタイヤ直前のフロアに付いております。

リアブレーキローターを外してパーキングブレーキの点検＆清掃と、ブレーキシューとバックプレートの接触面にグリースを塗っているところです。

電動パーキングブレーキの使用頻度が少なかった為と思われますが、ブレーキローター内のブレーキシューのあたる部分が錆びております。

ブレーキローター内面の部分をサンドペーパーで磨いて錆を除去しております。

新車で購入してからはじめて（初回車検）の車検をさせていただきました。
総トータルの走行距離も４万ｋｍに達していましたので、リアデフオイルを点検をすると
随分と汚れておりました。
デフオイルを未交換で走行しますと、デフから異音が出たり故障の原因となりますので
デフオイル交換でオイルを抜いている途中です。

自動車メーカーさんの修理書では
デフオイルの交換時期は４万ｋｍ走行毎に交換となっておりますが、当店では
新車購入時から少しでも長くお車に乗っていただくためにも、初めてリアデフオイルを
交換される場合は、デフ内部ギヤなどのアタリ付けも兼ねて１万ｋｍ以内の交換と
２回目以後オイル交換は４万ｋｍ走行毎の交換をお勧めしております。

デフオイルを抜く為のドレンボルト（磁石）に鉄粉がかなり付着しておりました。

車検を受けたからには、長く車に乗っていただく為にもＡＢＳ構成部品やブレーキ系統の
目には見えない部品まで、安全の為にも早期劣化や摩耗及びキャリパーなどを錆びから
保護する為にブレーキフルードを交換しております。

４万ｋｍ近く走行していたレガシィＢＲ９の初回車検ですが
今までのメンテナンスが行き届いていましたので、エンジン関係ではまったく交換部品が無く
ブレーキフルードとリアのデフオイル交換で車検は完成しました。
法定点検（１年点検）で消耗部品の交換や、定期的なエンジンオイル（油脂類など）及び
フィルター（エレメント）交換をする事で、車検代金が随分と節約が出来るかと思われます。