ミニ ブレーキ警告灯点灯 修理

お客様からブレーキパッド摩耗でブレーキ警告灯が点灯しましたから、ブレーキパッド交換と
ブレーキローター点検の修理を依頼されてブレーキ修理です。

リザーバータンク内ブレーキフルード（ブレーキオイル）減少でレベル警告灯が点灯して
いませんでしたが、念の為にブレーキフルードの残量を点検しているところです。

車両をリフトアップして点検すると、ブレーキパッドセンサーの配線が確実に固定されて
いなく、アルミホイールに接触していた為にセンサーの配線が切れて、ブレーキパッド摩耗
警告灯が点灯したと考えられます。

タイヤを外してブレーキパッドセンサーの配線を点検すると、完全に切れておりました。
ブレーキパッド摩耗警告灯はブレーキパッドに取り付けられているセンサーは
ブレーキパッドが摩耗して使用限度に達すると、センサー内に組みこまれている配線が
ブレーキローターで削られて断線する事で警告灯が点灯する構造ですから、配線がどの
場所で切れてもブレーキパッド摩耗警告灯が点灯します。

ブレーキパッドからパッドセンサーを外したところです。

ブレーキパッドセンサー新旧の部品ですが、右側は配線が断線している部品です。
赤い○印の部分が断線している部分です。

ブレーキパッドセンサーの配線を修復する事も可能ですが
安全に安心してお車に乗っていただく為にも、ブレーキパッドの残量は多いですから
ブレーキパッドの交換は必要がなく
ブレーキパッドセンサーを交換して、ＢＭＷ ミニ（Ｒ５３クーパーＳ）のブレーキパッド摩耗
警告灯の点灯による修理は完成しました。