ランクル 車のブレーキ が効かない

ブレーキマスターシリンダーのリザーバータンク内を点検するとほとんどブレーキフルードが
残っていませんでした。

点検の結果は、ブレーキマスターシリンダーのシールより漏れが原因でマスターシリンダーを
外してブレーキブースターに漏れ出たフルードをきれいに拭き取ったところです。

外したマスターシリンダーです。

ブレーキマスターシリンダーを分解してシリンダー内部に傷などが無いかの点検中です。
漏れていた場所は赤丸で囲んだ部分のシールからでした。

ブレーキマスターシリンダーインナーキットの部品も入荷しましたの
でシリンダー内部に傷などはなく良好でしたから、きれいに洗浄して組み付けを開始して
いくところです。

組み付けが完成しました。

ブレーキブースターにゴミなどが入らないようにパッキンを交換させていただきました。

ブレーキマスターシリンダーを外しましたから、ブレーキライン全てに空気が入りましたので
フロント側からエア抜きをしております。

次にリア側に移りエア抜きをしております。

全てのブレーキラインなどのエア抜きが完了したら
リザーバータンクに規定量のブレーキフルードを補充して、８０系ランクルブレーキ警告灯
点灯でブレーキが効かない修理は完成しました。

サイドブレーキを戻してもランプが消えない場合の多くは、ブレーキフルードが減少したが
為に出る警告灯ですので
ブレーキフルードが無くなり空気が入ると、ブレーキペダルをどれだけ力を入れて踏んでも
ブレーキは全く効かなくなり
重大な事故につながる恐れがありますから、早急に修理が必要です。（危険度大です）