カローラ アクシオ 車検整備

エンジンオイル交換でドレンボルトを外して下抜きをしているところです。

オイルフィルターも交換時期に達していましたので
エンジンからフィルターを外して取り付け部分をきれいに洗浄したところです。
お車を長く安心して乗られる為にも６ヵ月又は５０００Ｋｍ以内のエンジンオイル交換と
オイル交換２回に１回の割合でフィルター交換をお勧めしております。

ファンベルトは摩耗などもなく張り具合も良好でした。

エアーエレメントは清掃の必要もなくきれいな状態でした。
お客様の使用環境にもよりますが
道路事情がよくなったせいかもしれませんが、あまり汚れなくなり交換時期もなんとなく
長くなったような気がします。

シリンダーヘッドバルブカバーの外周のオイル漏れなどは簡単に目視で点検できるのですが
プラグホール部分にもオイルが漏れる可能性がありますから
ダイレクトイグニッションコイルを外してオイル漏れの点検をしているところです。

装着されているスパークプラグ（点火プラグ）は
走行１０万Ｋｍ毎の交換と言われているメンテナンスフリーですが、エンジンの燃焼状態の
良し悪しを確認するためにも外して点検をしております。

フロントブレーキはディスクパッドも多く残っており
お客様の年間の走行距離から判断して次回の車検までは大丈夫かと思われます。

ブレーキキャリパーはピストンの錆び付きや漏れもなくスライドピンもグリースの汚れなど
無くきれいでした。

ブレーキシューとバックプレートのあたる面（摺動部）に少しですが錆が出ていましたので
グリースを塗っているところです。

ブレーキシューを組み付け各部にグリースを塗ったところです。
リアブレーキはホイールシリンダーの錆び付きやオイル漏れもなく、ブレーキシューも多く
残っておりました。

ブレーキフルード（ブレーキオイル）を交換せずに長時間使い続けると空気中の湿気等を
吸収したブレーキフルードはブレーキキャリパーやホイールシリンダーに
錆を発生させる原因となり、ＡＢＳ（アンチロックブレーキ）など構成部品等保護の為に
ブレーキフルードを交換しております。

きれいなブレーキフルードになりました。

「走る・止まる・曲がる」一手に引き受けている重要なタイヤをおろそかにしてはいけません。
タイヤは全体に厚いゴムで覆われていますが、ゴムの内側には
タイヤの強度を保つために外からは見えませんがスチール（金属）ベルトが入っております。
画像のようにタイヤ溝のひびがスチールベルトまで達すると
そこから雨水などの侵入によりスチールベルトが錆びてタイヤとスチールベルトが剥がれ
バースト（破裂）して重大な事故につながる恐れがありますから非常に危険です。
安全の為と安心してお車に乗っていただくためにも是非交換が必要不可欠であります。

新品タイヤが入荷しました。

新品タイヤに交換完了です。
画像はないですが組みあがったタイヤを車両に取り付けてカローラアクシオ（ＮＺＥ１４１）
車検と整備は完成しました。