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施工例

50系 エスティマ エアコンが効かない

50系 エスティマ(ACR50W)エアコンが効かない修理のご紹介です。
オートエアコン装着車が増えて便利になったこの頃ですがエアコンのガス不足や
コンプレッサーの故障などで真夏にエアコンが効かないと非常につらいものです。
吹き出し口からの風がぬるいまたは全く冷えないでエアコンの修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

オートエアコン装着車ですので最初に故障診断機をOBDポートに
接続してDTC故障コードの確認から診断開始ですがなんとフォルト6のDTCコードです。

現在の故障コードは冷媒圧力異常(B1423)と
過去の故障コード(P席)エアミックスダンパ作動不良(B1441)のデーターが残って
おりました。
そのほかの過去と現在の故障コード(日射センサー)は屋内作業ですのでDTCコードは
出力されても正常なコードです。

エアコンゲージをセットしてガス圧を点検するとガスはほとんどない状態でした。

エアコンガスがほとんどない状態ですから少しエアコンガスを補充して
エアコンコンプレッサーの異常音や圧縮状態など作動確認をしているところです。

オートエアコンが全く冷えない原因はエバポレーターからのガス漏れでした。
エアコンが冷えないからと言ってエアコンガスを補充すると一時的にエアコンは冷えますが
エアコンガスと同時にコンプレッサーオイルも同時に漏れます。
エアコンサイクル内のオイル不足が原因でコンプレッサーが圧縮不良を起こしていました。

そこでこの記事を見られている方にエアコンを修理している工場からですが
エアコンガスを補充する時にはコンプレッサーを保護するためにもコンプレッサーオイルの
補充もお願いいたします。

エンジンルーム内バッテリーからはじめエアクリーナーボックスやヒーターホースと順番に
外してエキスパンションバルブからエアコンパイプを切り外す途中半ばです。

インストルメントパネルアッパーを外したところです。
さらにいろんな部品を外していかないとクーリングユニットにたどり着けません。

取り外した部品(パーツ)の一部です。
そこでこの画像を見られた方が果たして元の状態に戻せるのだろうかと思われる方も
おられるかと思いますがそこは安心してください。

するとなんとなくエアコンユニットが見えてきます。

エアコン&ヒーターユニットアッセンブリーが外れたところです。

エアコン&ヒーターユニットを分解したところです。

外したエバポレーターです。
あえて丸印はつけませんでしたが画像からはエアコンガスとコンプレッサーオイルが多量に
漏れてエバポレーターに付着しているのがわかるかと思います。
また、エアコンガスが流れる通路は汚れもなくきれいで安心しました。

画像でははっきりと見えませんが
エバポレーターから漏れたコンプレッサーオイルがケースに付着しております。

新品部品のエバポレーターの画像を撮り忘れましたが
エバポレーター交換とエアコン&ヒーターユニット組付けが完了したところです。

外した逆の順番で部品を組付けている途中半ばです。
特に注意したいことはステアリングシャフトについているエアバックスパイラルケーブルです。

詳しくはディラーに問い合わせするかまたはメーカー発行の修理書でご確認ください。
当店にお問合せいただいてもお答えできませんのでご了承ください。

オーディオを除いてインストルメントパネルの組付けが完了したところです。

続いてエンジンルーム側の組付けが完了したところです。

圧縮不良でエアコンコンプレッサーを外したところです。

左側が車両側から外したコンプレッサーで右側がリビルトコンプレッサーです。

リビルトコンプレッサー取り付け完了です。

規定量のエアコンガスを充填してエアコン吹き出し温度を測定すると8.0℃と冷え冷えになり
トヨタ エスティマ ACR50Wのエアコンが冷えない修理は完成しました。

ACR50W エスティマ エアコンが冷えない修理事例の内容はいかがでしたか?
オートエアコンが少ししか冷えないまたは全く冷えないでお困りの方がおられましたら気軽に
オートサービスワカミヤまでお問い合わせいただければ幸いです。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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