N BOX 車のエアコンが効かない

まずは最初にフロントバンパーの取り外しから作業開始です。

エアコンガス漏れ点検（リーテスト）ではガス漏れもなくエアコンコンプレッサーの圧縮不良が
故障原因でしたのでエアコンガス回収するところです。

エアコン吹き出し口の温度やエアコンゲージ圧の画像を撮り忘れましたが
エアコンコンプレッサーが圧縮不良を起こしていますので内部状況のチェックと進みます。

エアコンコンプレッサーから出ている高圧パイプを外すと内部が真っ黒です。

最初の画像ではわかりづらいのでカメラを近づけて大きな画像にしてみました。
しっかり配管内の状況が見えるかと思います。

レシーバータンクを外して確認するとガスの入り口側が真っ黒になっていますが出口側は
それなりにきれいです。
コンプレッサーオイル不足で摩耗した金属の粉や汚れはレシーバータンクで止まっている
ような感じにも見えますからさらに点検を進めていきます。

エアコンコンデンサーのガスの出入り口の通路はそれなりにきれいでした。

洗浄が可能かエアコンコンデンサーを外したところです。

外れたエアコンコンデンサーとホース付き高圧パイプです。

エアコン配管用クリーナーで気合を入れて洗浄開始です。

エアコンコンデンサーのガスが流れる通路もエアコン配管用クリーナーとエアパージで
何回も洗浄して再使用可能な状態まできれいに仕上げることに成功しました。
手前側に黒ずんで見えるのがコンデンサー内部から出てきたよごれが乾燥した状態です。

新旧部品のレシーバータンクです。（ドライヤーとも呼ばれています）
レシーバータンク内のフィルターには
金属の粉や黒ずんだ汚れなどが詰まっていると考えられますので交換させていただきます。

エンジンからコンプレッサーを取り外した後に
エアコンコンデンサーやレシーバータンクをボディに取り付けたところです。

現車から外れたコンプレッサーとリビルトコンプレッサーです。

リビルトコンプレッサー取り付けている途中半ばです。

エアコンガスを充填している途中半ばです。

規定量エアコンガスを充填した時のエアコンゲージ圧です。

オートエアコン装着車ですので車両側メーターで外気温を確認すると３６℃でした。

外気温が３６℃と猛暑の中でエンジンをアイドリング回転でファンを全開に回した時に
エアコンの吹き出し口から８.６℃と冷え冷えの
冷気が出てくるようになりホンダ Ｎ ＢＯＸ エアコンが効かない修理は完成しました。

最後までご覧いただいてありがとうございました。