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施工例

T32 エクストレイル エアコンが効かない

日産 T32 エクストレイル エアコンが効かない修理のご紹介です。
7月の中頃から気温が上昇する夏場の暑いときに今まで聞いていたエアコンが
突然に効かなくなってどこで修理していいかでお困りの方がおられましたら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。
エアコンの点検方法や修理内容を何かの参考にしていただければ幸いです。

オートエアコンの操作パネルをマックス18℃に設定して問診開始です。

点検開始時期の正確な気温は測定していませんでしたが体感温度は20度が位かと
思われるそんなに暑い時期ではありませんでしたが
なんとコンビネーションメーター内の外気温がマイナス40℃と凍結注意が同時に表示
されていますので故障診断機(スキャンテスター)で診断開始です。

故障診断機(スキャンテスター)で故障コード(DTC)を読み取ると数多くのエラーコードが
表示されていますが
今回はエアコンに関係するHVACとIPDM e/r 2つのフォルトから診断開始です。

故障診断機がいきなり英語表記に変わりましたが
内容は外気温センサー関係の故障ですので外気温センサー点検から進めていきたいと
思います。

外気温センサーを点検しようと思いボンネットを開けるとエアコンコンデンサーの一部の色が
変わっていました。
エアコンガス漏れでコンプレッサーオイルの付着かと思われましたが点検の結果ガスは
漏れていませんでした。

画像からはわかりづらいですが外気温センサーが固定されていなく脱落しております。

保護チューブを少しずらして配線を点検すると
外気温センサーが脱落したのが原因で走行中の振動などでセンサーの配線(青色)が
切れた(断線した)かと思われます。

外気温センサー本体は点検の結果大丈夫でしたのでこれから青色の配線をつなぎ
直していきます。

配線をつなぎ直して収縮チューブで絶縁している途中半ばです。

ご覧のように外気温センサーを固定するための差込口がなくなっております。

外気温センサーをコルゲートチューブで保護して近くのハーネスに結束バンドで固定です。

コンプレッサーが回っているところの画像を撮ったつもりでしたが
コンプレッサーは全く見えなく残念ながらオルタネーターの画像になってしまいました。
ご了承ください。

配線を修理したのちにオートエアコンの
操作パネルをマックス18℃に設定して吹き出し口から出てくる温度を測定開始です。

アイドリング状態でエアコンの吹き出し口からはなんと3.9℃と冷風が出てきております。

故障診断機でオートエアコンのDTCを消去して
コンビネーションメーター内の表示が通常画面に切り替わり部品の在庫状況から作業を
始めて翌日になりましたが
日産 T32 エクストレイル オートエアコンが効かない修理は完成しました。

最後にDTCとは車のオンボードコンピューターに記憶されている故障コードです。
ダイアグノスティック(D)トラブル(T)コード(C)のD・T・Cの頭文字の略語になります。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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