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施工例

フォレスター ヒーターから熱い風が出ない

SH5 スバル フォレスター ヒーターから熱い風が出ない修理のご紹介です。
冬場の寒い時期に車のヒーターから熱い風が出ないと寒くてつらいものです。
熱い風が出ない多くの原因はサーモスタット不良でのエンジン水温の低下や
ヒーターコアのつまりなどでヒーターから熱い風が出ないで修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

点検開始時に車両側から外気温を確認すると10℃と冬の時期としては暖かい日でした。

サーモスタットの故障だと簡単に交換できるのになあと思いながら
故障診断機(スキャンテスター)をOBDポートに接続してエンジン水温からの点検開始です。
画像からエンジン水温は39℃ですからサーモスタットは大丈夫のようです。

外気温度が10℃もあるのに対して
設定温度はマックスホットで風量全開で運転席足元からの出てくる温度を測定すると
27.6℃ほとんど送風状態でした。

オートエアコンの設定を今度はVENT(ベント)側に移動して測定開始です。

測定の結果はやはり26.9℃と冷たい風しか出なく温風は出てきませんでした。

エアクリーナーからのインテークホースを外してヒーターホースに温水の流れ具合の点検を
開始する途中半ばです。

ヒーターホースを手で触って確認するとはほとんど温水が流れていない状態でした。
ヒーターが効かなく暖かい風が出てこない原因はやはりヒーターコアのつまりでした。
SH5 フォレスターのヒーターコア交換は
インストルメントパネル(通称ダッシユ)をすべて外してからの作業が必要になりますから
大変な作業と同時に交換工賃は高額となり
ヒーターコア洗浄でどこまで内部つまりが回復するかわかりませんがお客様と相談の結果は
ヒーターコアの洗浄に決定しました。

ヒーター本体から出ているパイプからヒーターホースの取り外しから作業開始です。

ヒーターコア洗浄用に市販のホース取り付けたところです。

洗浄剤と水を混合させた洗浄用溶液を缶に入れ温めながら洗浄開始です。
夏場の暑いときなら洗浄用溶液をバケツに入れての作業でも大丈夫ですがやはり
冬場の寒い時期だと水道水の温度も低くゲル状化したクーラントが溶けてくれませんから
ガスコンロなどで洗浄用溶液を温めながらの作業となります。

ゲル状化したクーラントが溶けやすい温度まで上げてポンプで洗浄溶液を圧送しても
リターンホースからはほとんど流れてきませんでした。
ヒーターコアの内部つまりは重症かと思われますが『ここからは諦めたら負ける』治るものも
治らないと日頃から頑張って作業しております。

何回も気合を入れて洗浄していくうちに随分と流れがよくなってきました。

何回も水を入れ替えて洗浄していると
ゲル状化したクーラントカスがなくなり缶の中はきれいになってきました。

最後の仕上げです。
ヒーターコア内部から洗浄溶液を洗い流していると画像のようにだんだんと流れがよくなってきました。
これでヒーターから熱い風が出てくると確信しました。

ラジエーターサブタンク内には多くのゲル状化した
クーラントカスが堆積しておりサブタンクを外して高圧洗浄機でスチーム洗浄したところです。

外したヒーターホースを接続したところです。

エンジンルーム内の外したすべての部品を元通りに組付けて
ロングライフクーラントを交換後にエンジンをはじめラジエーターやヒーターコアのエア抜きを
している途中半ばです。
ウォータラインにエアが残っていると今後オーバーヒートする可能性がありますからここは
念入りなエア抜き作業が必要になります。

ウォータラインのエア抜きを完璧に行いエンジンがアイドリング状態で
ヒーターから出てくる温度を測定すると62.8℃と熱風に近い温風が出るようになり
SH5 スバル フォレスターの『ヒーターからの熱い風が出ない』修理は完成しました。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
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