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VW ゴルフ7 ヒーターが効かない』ヒーターコア洗浄のご紹介です。 雪が降りしきるときや凍結する1月の石川県ではヒーターが効かない・室内が 暖かくならないでは寒いと同時に内側の窓の曇りやさらに外の雪が解けなくなり 快適で安全な運転ができるようにヒーターコア洗浄でヒーターを修理するなら 石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。
ヒーター吹き出し口運転席側に温度計をセットしてヒーター温度の測定開始です。
左右独立して温度設定が可能な オートエアコンの温度設定をマックスホットで風量は全開にしてヒーターから出てくる温度の 測定開始です。
エンジンが冷えている状態ではヒーターが効きませんのでエンジンがほぼ常温になるまで 暖機したのちにアイドリング状態で温度測定をします。
運転席側足元からのヒーターの温度はマックスホット・風量全開で37.6℃でした。 夏場37.6℃だとすこぶる暑く感じますが 冬場の冷え込んだときは全体的に周りの温度が低いので必要以上に体感温度は寒く 感じられるかと思われます。
実際に走行しているのと同じように再現するためにエンジン回転数を約2000回転まで 上げて再度測定開始です。
エンジン約2000回転まで上げても42.8℃までしか温度が上がりませんでした。
次に助手席の温度を測定してみます。
助手席側は50.4℃と運転席側の42.8℃よりも少しは暖かい風が出ていますので ヒーターコアが半分ほど詰まっているのが原因でヒーターが効かないと考えられます。 そこでヒーターコアの交換かそれとも洗浄するかの見積もり開始です。 ヒーターコア交換よりも洗浄のほうが断然安いのでお勧めしますがヒーターコアの洗浄で どれだけつまりが回復するかのリスクはあります。 お客様との相談の結果はダメもとでヒーターコアを洗浄することにしました。
ヒーターホースを手で触りながら温水がヒーターに流れる方向を探します。
ヒーターに流れる温水の方向が分かりましたので エンジン冷却水をすべて抜き取りヒーターホースに洗浄用の市販の水道ホースを接続して ジョイント部分からエンジン冷却水が漏れないようにバンドで固定します。
専用の洗浄剤と水を混合させてヒーターコア洗浄の準備が整いました。
ヒーターコア洗浄開始です。
車種によっても違ってきますが車のエンジン冷却水は 10万Kmメンテナンスフリー スーパーロングライフクーラント(SLLC)の使用が増えてきた この頃ですが時には走行が10万Km以内であってもSLLCがゲル状化することで ヒーターコアの内部通路がつまりヒーターが効かないといった現象が多く発生しております。 寒い冬場ではゲル状化したSLLCは低い温度では容易に溶けだしてはくれませんので 洗浄溶液をガスコンロで温めてヒーターコア洗浄の途中半ばです。
ヒーターコアつまりカスが容器の底にたまり始めてきました。
最初はほとんど流れていなかった洗浄溶液が洗浄と伴って流れる量が増えてきました。 洗浄溶液が勢いよく流れ出るまでさらに洗浄を進めていきます。
容器の底が見えないくらいに ゲル状化した多くのSLLCがヒーターコアから排出されて固まった状態です。
外したヒーターホースをもとの状態に組付けたのちにSLLCを ほぼ全量交換してラジエーターやウォータラインのエア抜きをしている途中半ばです。
外気温(工場内の温度)が5.0℃での作業は大変つらいものです。 ヒーター温度の測定開始です。
外気温が5.0℃で温度運転席側から出てくるヒーターの温度は37.6℃〜68.7℃までに 上昇してすこぶる熱くなりました。 リスクはありましたがヒーターコアの洗浄でVW ゴルフ7(DBA-AUCPT)全走行距離が 10万Kmオーバーのヒーターが効かない修理は完成しました。
古物商許可: 石川県公安委員会 第511030012138号 有限会社オートサービスワカミヤ
VW ゴルフ7 ヒーターが効かない』ヒーターコア洗浄のご紹介です。
雪が降りしきるときや凍結する1月の石川県ではヒーターが効かない・室内が
暖かくならないでは寒いと同時に内側の窓の曇りやさらに外の雪が解けなくなり
快適で安全な運転ができるようにヒーターコア洗浄でヒーターを修理するなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。