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BMW 2シリーズ(218i)ヒーターが効かない修理のご紹介です。 冬場の寒い時期に車のヒーターが効かないと寒くてつらいものです。 ヒーターが効かない多くの原因はサーモスタット不良でエンジン水温の低下や ヒーターのつまりなどでヒーターが効かない熱い風が出ないで修理をするなら 石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。
エンジンが冷えている状態ではヒーターから温風が出てきませんので 最初に故障診断機(スキャンテスター)のデータモニタでエンジン水温の確認から開始です。
運転席側足元のヒーター出口に温度計の先端(センサー)部分をセットします。
BMW F46 2シリーズは左右独立で温度設定ができる オートエアコンなのですが点検のためにコントールパネルを操作してマニュアル設定して 温度は左右ともにマックスホットで風量を全開にします。
運転席側足元から出てくるヒーターの温度は34.5℃でした。 石川県では冬の寒い時期は氷点下になる日もあることから室内が冷え切っているとどれだけ 走行しても室内は暖かくならずにそうとう寒いかと思われます。
フルオートエアコン装着車は機械的な故障と同時に電気的な故障も考えられます。 故障診断の判定にはOBD(オン・ボード・ダイアグノーシス)ポートに 故障診断機(スキャンテスター)を接続しての判断が不可欠な作業となってきます。 IHKA(オートエアコン)にエラーコードは入力されていなくて ヒーターコア自体の内部つまりがヒーターから暖かい風が出てこない原因かと思われます。
ヒーターホースにエンジンからどれだけの温水が流れているかの 点検をするためにエアクリーナーボックスの取り外しからの作業になります。
エアクリーナーボックスが外れるとヒーターホースが丸見えになります。 ホースに流れる方向を確実に判断するために温度計の先端(センサー)部分を確実に 固定したところです。
インレット側のヒーターホース温度は81.4℃でした。
アウトレット側ヒーターホース温度は13.8℃でした。 ヒーターに流れる温水の方向に少し迷いもありましたが温度測定ではっきりとしました。 ヒーターが効かない原因は確実にヒーターコア内部通路のつまりと決定しました。 そこでヒーターコアを交換するか洗浄するかの分かれ道です。 お客様との相談の結果はそれなりのリスクを背負ってヒーターコア洗浄になりました。
ヒーターに流れる温水の方向を間違えないように2種類のホースを準備しました。 ヒーターコア洗浄する時に洗浄剤と水を混合させた洗浄用溶液を流す方向を間違えると 洗浄効果が低下するかそれともつまりが余計にひどくなるかと思われるからです。
ヒーターコア洗浄開始です。 開始直後は缶に入れた洗浄用溶液はほとんど循環していませんでした。
ゲル状化したクーラントを溶けやすい温度まで洗浄用溶液を温めながら時間をかけて 洗浄していくと缶に入っている洗浄用溶液が循環している状況が画像から確認できるかと 思われます。 画像は撮り忘れましたが妥協せずさらに洗浄を進めていきます。
おおむね洗浄も終わり外したエンジン部品を組付けて 純正のロングライフクーラント(メーカーではアンチフリーズと言っております)を交換して ヒーターコアをはじめウォータラインのエア抜きが終わったところです。
作業中にすこぶる寒さを感じてふと振り返って駐車場を見ると雪が積もり始めており時間と ともに駐車場の積雪はさらに多くなってきました。
エアコン&ヒーターの設定をフルオートにして運転席足元の温度を測定開始です。
運転席足元から出てくるヒーターの温度は測定当初の 34.5℃から65.6℃になりBMW 2シリーズ(218i)のヒーターコア洗浄に成功しました。
古物商許可: 石川県公安委員会 第511030012138号 有限会社オートサービスワカミヤ
BMW 2シリーズ(218i)ヒーターが効かない修理のご紹介です。
冬場の寒い時期に車のヒーターが効かないと寒くてつらいものです。
ヒーターが効かない多くの原因はサーモスタット不良でエンジン水温の低下や
ヒーターのつまりなどでヒーターが効かない熱い風が出ないで修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。