HOME > 施工例:修理・取り付け > 走行中エンスト修理
走行中エンスト修理内容のご紹介です。 他県からドライブで石川県金沢市に入り、一般道路を走行中どれだけアクセルを 踏んでも車が走らなくなり、最後には路上でエンストしてエンジンかからなくなり お客様より修理依頼、エンジンやタイミングベルトでお困りの方がおられましたら 石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。
お車は、2000ccのワゴン車で、約8万キロ走行です。 路上停止のため積車に積み込み工場で点検の結果、ウォーターポンプ(エンジン冷却用に 水を送るポンプです)の破損でタイミングベルトがずれ、エンジンが停止した模様です。 お客様の意見では中古車販売店から、タイミングベルト交換済みで車を買ってまだ約2カ月 なのに何故こうなるの?とお客様から質問され、返事に大変困りました。 工場からのコメントですが、タイミングベルトだけの交換ではないかと推測します。
上画像の拡大図です。
破損したウォーターポンプを取り外し、新品の部品をとりつけました。
今回はウォータポンプ破損でタイミングベルト交換ですが、カムシャフトのオイルシールから オイルがにじんでいましたので、オイル漏れが原因で再度タイミングベルトが破損した場合 今回と同じ修理をもう一度する必要がありますので、お客様に確認の連絡をとりカムシャフト オイルシール交換で外したところです。
ウォーターポンプの破損で飛散したアルミ粉等で、オイルシール及び他の部品も傷つき オイルが漏れたりする恐れがあるので、お客様の了解を得てオイルシールを交換する為に 各部品を取り外した状態です。
交換済みのタイミングベルト及びテンショナー&アイドラプーリーの新旧の部品です。
通常では交換の必要がない部品ですが、(両サイド黒色のタイミングベルトカバー)アルミの 粉及びオイルの付着でカバーが変形していますので、お客様に事情を説明させていただき タイミングベルトカバーやクランク&カムシャフトのスプロケットなどをやむをえず交換となり ました。
整備完了までのやりとり 修理をするまでに、お客様と中古車販売店で色々とトラブルが発生致しました。 お客様のお車には、6ヵ月又は6千キロの保証が付いていたのですが、保証対象外整備と なりました。 工場としては、保証問題に直接関与できませんので、販売店とお客様が直接話を されるようにアドバイスしました。 中古車販売店からの回答が、通常だとまえぶれとか異音が発生しているはずなのに なぜこの様な状況になるまで走行したのか? もうすこし早く整備をしていればこの様な事にならないはずです。運行前点検不備及び車の 管理責任の不備で保証対象外と言われ、怒りを通り越し、かなりがっかりしていましたね。 お客様との話し合いで、部品代の値引きは無理でしたので、工賃を格安で修理させて頂きました。 ※ここからは、専門的な話と個人的な意見です。 ○△□車で、お車の2000ccのエンジン、タイミングベルトは10万キロ走行オーバーで 一般的な使用過程で摩耗又はひび割れ等で、切れた又はコマ飛び等の場合、通常では エンジン内のピストンとバルブが干渉しない構造なので、タイミングベルトの交換だけで エンジンは直るのですが、今回のような事態では、ピストンとバルブが干渉している可能性が 多い為、念入りにチェックしました。 タイミングベルトを交換したが、エンジン不調が発生すると大変お客様に迷惑がかかる為です。 また、私の個人的な意見ですが、最近、中古車販売店では、車の商品価値を上げる為に タイミングベルト交換済みとして販売しているケースをよく見かけます。 タイミングベルトを交換済みとして販売するなら、安価に仕上げず、しっかり整備してほしいですね。 しかし当店でも何年か前に(6年位前かな?)中古車販売店からタイミングベルト持ち込みで どうしても、との事で、タイミングベルトだけ交換の仕事依頼を受け、交換させて頂きました。 この時は、テンショナー&アイドラプーリー、ウォーターポンプは交換せず再使用している為 (内部のベアリング)多少は劣化していると思われますので、タイミングベルトは正規の張力 で調整せずに少し弱めに調整しました。
古物商許可: 石川県公安委員会 第511030012138号 有限会社オートサービスワカミヤ
走行中エンスト修理内容のご紹介です。
他県からドライブで石川県金沢市に入り、一般道路を走行中どれだけアクセルを
踏んでも車が走らなくなり、最後には路上でエンストしてエンジンかからなくなり
お客様より修理依頼、エンジンやタイミングベルトでお困りの方がおられましたら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。