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施工例

燃料の入れ間違い

燃料の入れ間違いでエンジンがかからなくなった修理内容のご紹介です。
ガソリン車に燃料入れ間違えて軽油を入れてしまって、エンジンがかからなくなり
修理依頼を受けて、積車でお車を引き取り修理させていただきました。
給油間違いで車のエンジンがかからなくなっての修理から車検や定期点検まで
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

ホンダライフの燃料タンクには、抜き取り用のドレンボルトがついていませんので、
リアシートを取り外してからさらに燃料ポンプを外して、燃料を抜き取ります。

手動式灯油ポンプを使って抜き取るのが、シンプルですがベストな方法です。
電動式灯油ポンプを使うと引火するおそれが有りますので、間違っても使用禁止です。
また、燃料タンク内部を確認するのにライトを使うのも、引火するおそれがありますので、
大変に危険ですから、使わない方が安全です。
(私はドアを全開にして充分に換気をしながら慎重に使いました)

ポンプで燃料を全て抜き取るのは不可能ですから、タンク内に残った部分の燃料は、
いらなくなったタオルにしみこまして、拭き取るようにして抜き取ります。

燃料タンク入り口及びタンク内部鉄板の切り口が鋭角になっていますので、必ず手が
切れますので、いらなくなった手袋を使います。

ご覧のようにタオルにしみこませて、まったく無くなるようにします。

こんな状態になるまで拭き取ります。

燃料タンクからきれいに燃料を抜きとったら、燃料ポンプに付着している燃料(軽油)を
高圧のエアーで吹き飛ばしてから、燃料タンクに取り付けます。

スパークプラグを外すと、ご覧のようにエンジンがかからない為に燃料(軽油)がたっぷりと
付着しています。
(プラグのかぶりと言います)

根気よく何回もスパークプラグを掃除して、エンジンに取り付けて、かけようとしますが、
燃料の軽油がエンジン内部に残っていますので、簡単にはかかりません。
少なくてもこの作業を10回以上繰り返す必要が有ります。

危険ですが私は荒技を使います。 (危険ですから真似をしないで下さい)
スパークプラグに付着した燃料を酸素バーナーで、スパークプラグが損傷しない程度まで
完全に焼け切ります。

やむをえませんが、白煙と同時にエンジンがかかりました。
整備工場からのお願いですが、この状態では大量の有害ガスがマフラーから排出されます
ので、燃料を給油する時には給油間違いなどを起こさないように慎重にお願い致します。

取り外した部分の燃料漏れがないことを確認して、こぼれた燃料を水で洗い流します。

リアシート下のフロアカーペットを敷き、リアシートを元の位置に戻した後にスパークプラグを
交換して、燃料混入によるエンジン始動修理は完成しました。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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