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施工例

オーバーヒート修理

トヨタ 160系 アリスト エンジンオーバーヒート修理のご紹介です。
走行中に突然エンジンがオーバーヒートしたとお客様からの連絡で修理依頼です。
過度なオーバーヒートでエンジンに与えるダメージが大きく時と場合によっては
エンジンが破損して無駄な出費を抑えるためにもオーバーヒート修理するなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

ボンネットを開いて最初に気がついた事ですが
ラジエーターサブタンクから冷却水が吹き出しておりキャップを外して冷却水を確認すると
まったく冷却水が入っておりませんでした。

ファンベルトが外れていましたので何故ベルトが外れたかを原因究明のためにベルトを
かけなおしてエンジンを指導させて再度ベルトの状態を確認するとテンショナープーリーが
ロックして回らなくなったのが原因でテンショナープーリーを外しているところです。

ファンベルトオートテンショナーを外してプーリーを確認すると完全に固着して回らない
状態になっておりました。

さらに詳しく見るとベアリングが破損して写真では見えづらいですがプーリーが傾いて
ブラケットに接触して傷がついている状態でした。

新旧のファンベルトオートテンショナーです。

全てを組み付けてからロングライフクーラント(LLC)を交換してウオーターラインの
エア抜きを何度もしましたが水漏れが
していないのにもかかわらずラジエーターホースに圧力がかかってきませんでしたので
次なる点検を始めました。

右側の部品が現車に装着されていたラジエーターキャップですが
ラジエーターとキャップのシート面の高さが違うので当然圧力がかかるはずが有りません。
どこかで間違えて交換したのが原因かと思われます。

正規のラジエーターキャップに交換してアリストのオーバーヒート修理は完成しました。

修理完成後の感想ですが
アリストのお客様は、ラッキーと言うか結果オーライでした。

と言うのも信号待ちで停車した際にボンネットの先端付近から煙が出てきましたので
危険を感じて道路横に停車してロードサービスに連絡をとり状況を確認してもらうと
ファンベルトが外れてオーバーヒート状態になりボンネットの先端から水蒸気が出ていた
状況でした。

ラジエーターキャップの部品違いで冷却系統に圧力がかかっていませんでしたので
エンジン冷却水が100度付近で沸騰したためにサブタンクから冷却水が噴き出したと
考えられエンジン本体の温度はそれほどにも上がっていなかったと思われます。

ところが
正規のラジエーターキャップが取り付けられており0.9kg/Cm²の圧力がかかっていた
場合はクーラント濃度によっても変わりますが冷却水温度は120度付近で沸騰しますので
エンジン本体温度は冷却水温度以上に上昇していますので
エンジン本体に何らかの影響(トラブル)が出ていた可能性があったかもしれませんでした。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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