ダットラ ダストブーツ交換

左側のアッパーボールジョイントの状態ですが、ダストブーツは完全に切れていますが
現在ボールジョイントにはガタが出ていませんので、ダストブーツ交換の開始です。

フロントアッパーアームをフリーにする為には、ガレージジャッキでロアアームを
持ち上げる必要がありますので、リフトのアームが傾いて車の落下防止と安全対策に
リフト後ろ側左右のアームにリジットラック（通称名ウマと言っております）で
リフトが傾かないように固定します。

ガレージジャッキでロアアームを持ち上げて、アッパーアームを一時的に外してフリーな
状態にすると、簡単にボールジョイントをアッセンブリで外れます。

近年製作された車はダストブーツ単品での部品設定が無くなり、ダストブーツが切れると
アッセンブリで交換するしか方法はないですが、Ｄ２１ダットラはブーツ単品の設定が
有りますので、切れてしまったダストブーツと交換する為の新品のダストブーツです。

残っている古いグリースを出来る限りきれいに取り除きます。

指定されたボールジョイントグリースを軽く補充しておいて、グリースニップルがついて
いますので、アームに組み付けてから、規定量補充します。

ボールジョイントアッセンブリを左アッパーアームに組み付けて、ボールジョイントの
ダストブーツ交換は完成しました。

右側も左側と同様にダストブーツが完全に切れていますので交換です。

ガレージジャッキでロアアームを持ち上げて、アッパーアームを一時的に外してフリーな
状態にすると、簡単にボールジョイントをアッセンブリで外れます。

切れてしまったダストブーツと交換する為の新品ブーツです。

ボールジョイントに付着していた古いグリースを取り除いたら、グリースニップルから
ボールジョイント専用グリースを補充します。

ボールジョイント先端のネジ部分を手でグルグルと回して、グリースが全体に行き渡る
ようにしてから、はみ出したグリースなぞって調えます。

アッパーアームを一度フレームから外して組み付ける時は、アライメント調整用シムが
入っていますので間違えないように組み付ける必要があります。（左側の画像です）
（シムを組み間違えるとキャンバー角やキャスター角がずれて、走行不安定になります）

ボールジョイントアッセンブリを右アッパーアームに組み付けて、ボールジョイントの
ダストブーツ交換は完成しました。
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