トルネオ 車検整備

プラグコードが装着されているタイプのＦ２０B型エンジンです。

プラグコードを外すとプラグホールにしっかりと漏れだしたエンジンオイルが溜まって
いましたので、エンジンオイル漏れ修理の為にプラグホールを清掃しているところです。
オイル漏れ修理の詳細はこちらからご覧ください

エンジンオイルやフィルターは交換時期に達していませんでしたので、交換の必要は
ありませんでしたが、１０万ｋｍメンテナンスフリーのスパークプラグ装着の車両ですが
１０万ｋｍ以上走行していましたのでスパークプラグを交換させていただきました。

ホンダトルネオ「Ｆ２０B」エンジン型式は、一本のベルトでオルタネーター＆エアコン
コンプレッサーを回していますが、アイドリングでのベルト鳴きやヒビが入っていなく二年間で
走行する距離から想定すると、次の車検までは大丈夫な状態で有りました。

エアクリーナーケース＆インテークホースを外して、エアエレメントの点検をおこなって
おりますが、エアエレメントはエアブローなどで清掃が出来ない湿式タイプのエレメントです。

エアインテークホースを外すと、エンジンが燃焼時に排出されるブローバイガスをとりこむ
部分に亀裂が入っていましたので、交換です。

エアインテークホースの新旧です。

車検（２年点検）の点検基準では「ブローバイガス還元装置の配管の損傷」の点検項目が
ありますので、エアインテークホースに亀裂が入っていますと、ガソリンがエンジン内部で
燃焼した時に燃え残った少量の未燃焼ガス（ブローバイガス）が大気中に放出されると、
大気汚染などの公害問題になりますのでエアインテークホースを交換させていただきました。

点火装置はディストリビューター付きのエンジンですから、ディストリビューターの点検と
ディスキャップやプラグコードの点検をおこなっているところです。

フロントブレーキはブレーキキャリパーの錆などが発生していなく、ピストンはスムーズに
作動しており、ブレーキパッドも多く残っておりますので、良好でありました。

リアブレーキもフロントブレーキと同様に何の問題もありませんでした。

想定外にブレーキフルード及びリザーバータンクが汚れておりました。

ブレーキフルードがきれいになるまでしっかりと交換しております。

ブレーキフルード交換とリザーバータンク清掃で、フルード＆リザーバータンクもきれいに
なって、ホンダトルネオの車検は完成しました。