ボルボ ブレーキパッド交換

フロントブレーキパッドは交換していますのでパッドの残量は多く良好でした。

ブレーキパッドが摩耗して交換する場合は、ブレーキキャリパーのピストンを縮めるので
ブレーキフルードがリザーバータンクに逆流して、タンクからあふれて出る事もありますから
ブレーキフルードのレベルはチェック必要不可欠です。

フロントブレーキは純正部品に交換しましたので、前後のバランスも考慮して、リアの
ブレーキパッドも純正部品で交換させていただきます。
ブレーキローターとパッドは同時交換が必要とよく言われておりますが、ローター段付き
摩耗は若干していましたが、次回のパッド交換までは充分に使用可能な範囲でしたので
修理費用の軽減や無駄な修理費用を抑えるためにも、再使用する事にいたしました。

リアブレーキパッド交換前の左リアブレーキの状態です。
リアブレーキキャリパーは一体型の電気式パーキングブレーキを採用しておりますので、
パッド交換でキャリパーのピストンを戻す時は、専用の故障診断機（スキャンテスター）で
「ＥＰＢ」の解除が必要です。

☆「ＥＰＢ」の解除をせずにピストンを無理に戻すとキャリパー自体が破損しますので
くれぐれも要注意です。

新品ブレーキパッド交換後の左ブレーキの状態です。

リアブレーキパッド交換前の右リアブレーキの状態です。

新品ブレーキパッド交換後の左ブレーキの状態です。

ブレーキローターの段付き摩耗でローター両端にエッジが付いていましたので、パッドの
両端を面取り加工して組み付けましたが、アタリがそれなりに付いてくるまでには、かなりの
距離を繰り返しテスト走行おこない、パッドとローターのアタリ付けをおこないアタリ具合を
確認しているところです。

右側もブレーキローターの段付き摩耗でローター両端にエッジが付いていましたので、
パッドの両端を面取り加工して組み付けましたが、アタリがそれなりに付いてくるまでには
かなりの距離を繰り返しテスト走行おこない、パッドとローターのアタリ付けをおこない
アタリ具合を確認して、左右共におおむねアタリがつきましたので、ボルボ ＸＣ６０の
リアブレーキパッド交換は完成しました。