オルタネーター修理

コロナ プレミオ 走行距離が２５万ｋｍに達しましたので、エンジンオイル＆フィルター交換を
する為にご来店されました。

エンジンオイルやフィルター交換などのメンテナンスは定期的（５千ｋｍ）におこなって
おりますが、オルタネーターは一度もメンテナンスをしておりませんのでお客様に確認の
連絡をとり、オルタネーターのメンテナンスです。

エンジンからオルタネーターが外れたところです。

オルタネーターは一度もメンテナンスをしておりませんので、メンテナンスをおこなう為に
外したオルタネーターです。

オルタネーターのメンテナンスで調べたところ異常は見つかりませんでしたが、発電量を
調整する為のローターコイルへ電気を送るブラシが摩耗していましたので交換です。

オルタネーターのブラシ＆ホルターの新旧です。
左側が摩耗した状態のブラシですが、この状態からもう少し使用するとしさらにブラシが
摩耗して磨り減ると、ローターコイルに電気を送る事が出来なくなってチャージランプが
点灯しますと、オルタネーターが発電しなくなってバッテリーがあがってしまいますので、
最悪の場合にはバッテリーがあがってエンジンがかからなくなりますから、安心のためにも
ブラシ＆ホルダーを交換させていただきました。

オルタネーターをエンジンに取り付けてから、オルタネーターの発生電圧を測定している
ところですが、プレミオで３Ｓ型エンジンに装着されているオルタネーターの調整電圧は
バッテリーや電気負荷の状態にもよりますが、１３.５Ｖ〜１４.３Ｖ（ボルト）ですからＯＫです。

今度は発電電流を測定しているところですが、バッテリーの放電状態や電気負荷の状況に
よっても変わってきますが、出力電流は５１.９Ａ（アンペア）出力していますので良好ですから
定期的なオルタネーターのメンテナンスは完成しまた。
（参考までに、サービスデーターの最大出力は１２Ｖ８０Ａとなっております）