アウディ エンジンオイル 交換

エンジンオイルのみ交換する場合は機械で上抜きする事も可能ですが、当店ではエンジン
オイルを交換する場合でも下から抜いて交換しております。
オイルエレメントを交換する場合は、必ず大きなアンダーカバーを外す必要が有ります。

オイルエレメントを交換する時にはどうしても外す必要がある大きな一体型のアンダーカバー
です。
カバーを取り付けビスも多いので紛失しないように要注意です。

アンダーカバーは外れるとオイルフィルターが見えてきます。

エンジンオイル交換でドレンボルト（ドレンプラグ）を外して下からオイルを抜いていますが
交換サイクルが長い為にオイルが随分と黒くなっておりました。

すぐにオイルフィルターハウジングを外してもよいですが、こぼれだしたオイルが回りの
部品に付着すると、オイルの拭きとりと言った後処理をする必要が有りますので、まずは
先端のキャップを外してフィルター内部のオイルを抜いていきます。

オイルエレメントが納まっているフィルターハウジング内部です。

外したオイルエレメントですが、目詰まりはしていませんがかなり黒ずんでおります。
お客様に前回エンジンオイルやエレメント交換後の走行距離を確認したところ、正確な
距離数は分かりませんが２万ｋｍ位だと言っておりました。
その間に何回かオイルを補充したそうですが、やはりターボ付きエンジンに関しては正常な
エンジンでも自然にオイルが消耗していくと思われます。

オイルエレメントを装着するケースをきれいに洗浄してから、新品のエレメントをケースに
組み付けたところです。

オイルフィルターケース＆キャップを組み付けたところです。

エンジンオイルの注入口から純正ロングライフオイル５Ｗ−３０（５０４.００規格）とエレメントも
同時に交換しましたから、まずは４.５ℓ注入します。
純正ロングライフオイル（５０４.００規格）のエンジンオイル交換サイクルでは最長２年又は
３万ｋｍとも言われております。
お客様のお財布事情にもよりますが、エンジンにやさしく安心して長くお車に乗られる為には
早めのエンジンオイル交換をお勧めしております。

エンジン暖機暖機後、レベルゲージでオイルレベルを確認しながらアッパーレベル付近に
達するまでオイルを補充して、アウディ ＴＴクーペのエンジンオイル＆エレメント交換は
完成しました。