ＢＭＷ オイル漏れ 修理

お客様からオイルの燃えるにおいがするとの事で、オイルが漏れている場所を特定すると
画像では見えにくいですが、赤丸で囲んだ部分のバキュームポンプから漏れたエンジン
オイルが落下して排気管（キャタライザー）に付着して煙が出た痕跡があり、少々やばい
状態でありました。

上から見た画像ですが、赤丸で囲んだ部分のバキュームポンプを外す為にエンジン上部の
カバーや配線等を外しているところです。

シリンダーヘッドカバー（タペットカバー）を外すと、はっきりとバキュームポンプが見えて
まいります。

シリンダーヘッドからバキュームポンプアッセンブリが外れたところです。
バキュームポンプはボルト三本で止まっていますが、フロアパネルとの隙間が少ない為に
少々回しづらいです。

バキュームポンプポンプの新旧です。
バキュームポンプ取り付け部分のオーリングは部品交換が可能ですが、ポンプ自体の
中央部分からもオイルが漏れていた場合には、オーリングの部品設定が無くバキューム
ポンプアッセンブリ交換となります。

バキュームポンプがシリンダーヘッドに組み付けられたところです。

シリンダーヘッドカバー（タペットカバー）を外しましたので、パッキンを再使用するとオイルが
漏れますから、パッキンを新品部品に交換させていただきます。

オイルパンに取り付けられているオイルレベルセンサーのパッキンからもオイルが漏れて
いましたので、パッキン交換の為にセンサーを外したところです。

エンジンオイルレベルセンサーとパッキンの部品です。

エンジンオイル交換でドレンボルトを外して、オイルを下から抜いています。

全ての部品を組み付けて、エンジンをかけながらオイル等が漏れていない事と、オイル
レベルを確認して、ＢＭＷ ３シリーズ（Ｅ９２）エンジンオイル漏れ修理でバキュームポンプ
交換は完成しました。
ＢＭＷ Ｅ４６ ヘッドカバーからオイル漏れ修理もこちらからご覧ください