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施工例

電動パワーシート 修理

電動パワーシートが動かなくなり修理のご紹介です。
運転席電動パワーシートの背もたれを倒して少し休憩した後に、出かけようと
パワーシートのスイッチを動かしてもシートが動かなくなり、電動パワーシートが
故障でお困りの方で、電動パワーシートを修理するなら初めての方でも気軽に
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

メモリー機能付き電動パワーシートのスイッチ全てを操作してみましたが、パワーシートは
何一つ動きませんでした。

助手席電動パワーシートは動いていましたが、運転席側の電動パワーシートはこの状態で
固定されて動かなくなり、運転する事さえできない状態でありました。
電動パワーシート下にCPU(コンピューター)が付いていますから、この状態ではボルトを
緩める事が出来ませんから、CPUの点検方法を考え中です。

助手席側ヒューズボックス内のカバーにパワーシートヒューズの位置が明記されていなく
正確な位置は分かりませんが、一本ずつヒューズを目視で点検すると全てのヒューズは
切れていませんでした。

運転席シート下にもぐりこんで、コンピューターの入力電圧を測定しております。

電動パワーシートはエンジンキーとは関係なく動きますから、コンピューターに入っている
パワーシートを動かす為の常時電源、コンピューターのメモリーを記憶する為のバックアップ
電源、イグニッション電源などを測定では異常は見られなく、スイッチの電圧点検をしたい
ですがシートを外す事が出来ないので、他の点検方法で調べる事にしました。

新品のバッテリーに交換されていましたが、初めて修理するお車ですから修理履歴が全く
分かりませんから、お客様に連絡をとりバッテリー交換の理由を尋ねると、バッテリーを
何回充電してもすぐにバッテリー上がりをしますから交換したようでした。
バッテリーケーブルで放電量を測定すると、エンジンキーとは関係なく常に約1アンペアの
電気が流れていたのが原因でした。

バッテリーの電気が流れている原因を究明すると、運転席半ドア警告メッセージ表示され
ルームランプやコンピューターはじめ数カ所に流れておりました。

画像では見えにくいですが、○で囲んでいる配線下側ドアロックスイッチカプラを外してから
放電量を測定するとほぼ0アンペアになり、パワーシートとドアロックの関連性を調べると
関連していました。
パワーシートコンピューターを初期状態に戻す為のリセットをかけたら全てが解決して運転席
パワーシートも動くようになり、パワーシートコンピューターがバッテリー上がりを少しでも
防止するのに作動を停止していたと思われます。

運転席ドアからドアロックアッセンブリで交換する為に外したところです。
(ドアロックは簡単に外れます)

ドアの開閉状態を感知するスイッチが内蔵されているドアロックアッセンブリです。

新旧のドアロックアッセンブリです。

ドアロックアッセンブリの構造が一部変更になりましたので、インナーハンドルからドアを
開ける為のワイヤーも同時交換になります。
ドアのインナーハンドルを引っ張ってもドアが開きにくい原因の多くは、ワイヤー不良が考え
られます。

運転席ドアロックアッセンブリ交換をおこないパワーシートの作動を確認して、電動パワー
シート修理は完成しました。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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