ワゴンＲ ハブベアリング 異音 交換

走行中に左フロント部分からゴロゴロと最初は小さな音でしたが、耳障りな異音と変わって
きましたので、左フロントハブベアリング交換でタイヤを外したところです。
点検の結果、右側のハブベアリングは異音やガタも無く、スムーズな回転で良好でした。

フロントハブ＆ナックルを外す為、ブレーキ関係の部品からタイロッドエンドと順番に外して
いきます。

フロントハブ＆ナックルが外れて、ドライブシャフトやロアアームが落下しないように
ミッションリフトで支えております。

車両からフロントハブ＆ナックルが外れたところです。
ナックルからハブ＆ベアリングと順番に分解して、ハブベアリンクを交換します。

ナックルからハブを分解してハブベアリングが外れたところです。
画像はないですが、ハブベアリングはナックルやハブに圧入してあります。
簡単には抜けませんから、プレスと言う工具で圧力をかけてベアリングを使って抜きます。

ハブベアリングを外して手で回すと、確かにゴロゴロと音がしてスムーズに回らないので
インナーレースを外してベアリングの状態を確認すると、部分的なグリース切れが原因と
思われ、インナーレースやボールベアリングが焼きついていました。

ナックルにハブベアリングを組み付けてから、ハブを組み付ける準備をしております。

ナックル＆フロントハブから順番にブレーキまで組み付けて、ほぼ完成です。

フロントサスペンションからナックル＆ハブをアッセンブリで外しましたから、フロントの
アライメントが多少ずれている可能性が有りますので、サイドスリップテスターでタイヤの
横滑り量を測定すると少しずれていました。
左側のナックル＆ハブを外しましたから左側のトーイン調整をして、走行時異音修理で
ワゴンＲ（ＭＨ２３Ｓ）のフロントハブベアリング交換は完成しました。