ＢＭＷ オイルとエレメント交換

お客様がエンジンオイル交換にご来店された時はすでにメーター内のディスプレイにオイル
補給メッセージが表示されていました。

電子式オイルレベル点検システムを作動させてオイルレベルの点検をすると、オイルの
残量はローレベル以下になっておりました。

今回はお客様から、エンジンオイルとエレメント交換も同時に依頼されておりました。
最初にエレメントハウジングからエレメントとキャップを外して、ハウジング内に残っている
オイルを取り除き、内部をきれいに洗浄したところです。

新旧部品のオイルエレメント（通称 オイルフィルターとも言います）です。

オイルエレメントとオーリング交換が完了です。

エンジンオイル交換で下抜きを行っております。

オイル漏れ防止に、オイルドレンボルトガスケットは状況に応じて交換させて頂きます。
ガスケットを交換せずにオイルが漏れるからと言ってドレンボルトを強く締めすぎるとボルトや
オイルパンのネジ部分を損傷させますので、締めすぎには要注意です。

ＣＢＳを作動させて、エンジンオイルのリセットを行ったところです。

エンジンオイルのリセットを行うとディスプレイに２５０００Ｋｍと表示され、走行距離や走行の
状態に応じて距離数はカウントダウンされて行きます。

最後にエンジンオイルのレベルチェックを行い、Ｅ９２ ３２０ ｉ （Ｎ４６Ｂ２０Ｂ）のエンジン
オイルとエレメント交換は終了しました。
オイルレベルチェックは冷間時ですから、エンジンが常温に暖まるとオイルが増えますから
オイルレベルは中間のレベル位置まででＯＫです。
（エンジンオイルの入れすぎは禁物です）