ベンツ エキマニ 修理

お客様からエキマニフランジ付近からヒビが入り
応急的に修理してもらいましたがガス漏れが止まっていたのはつかのまでしたから
今回は本格的に修理をするとの事でした。

最初にスロットルボディをアッセンブリで外すとインマニが見えてきます。
ここからは誤って外したナットやボルトはもちろん、ゴミなどが入らないように要注意です。

インマニを外すと次にスーパーチャージャー（通称スーチャー）が見えてきます。

外したスーパーチャージャーアッセンブリです。
組み付ける時にガスケットは再使用できませんので必ず交換が必要です。

スーパーチャージャーが外れると今回修理するエキマニが見えてきます。

外したエキマニです。お見事、ヒビではなく一周われています。

エキマニのフランジ部分に触るとポロリと外れました。

外回り一周の溶接が終わったところです。

部品のエキマニフランジ部分は二重構造になっております。
しかし、新品部品は外回りの部分しか溶接してありませんので、やはり強度不足ですから
割れる事が多いです。
当店では、少々の振動や熱では割れないように内側も溶接して新品部品以上に強度を
増しております。

エキマニ取り付けナットは先端に緩み止め加工をしてあるおかげで、ナットを緩める時
何本かはナットと同時にスタッドボルトが抜けてきました。
外れたスタッドボルトからナットを外して、ボルトをシリンダーヘッドに付け替えして
エキマニを付ける準備をしております。

外した部品の全てを元通りに組み付け、エンジンをかけながら排気ガス漏れが無い事を
確認して
画像にはないですが、不足分のエンジンオイルを補充してＭ・ベンツ Ｃ２００コンプレッサー
（Ｗ２０２）エキマニ修理は完成しました。