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施工例

ベンツ シフトレバーPから動かない

ベンツ W245 シフトレバーが突然Pから動かなくなり修理のご紹介です。
エンジンはかかるがATシフトレバーがP(パーキング)の位置から動かなくなり
お客様から車が動かないと連絡が入り、積載車(キャリアカー)で工場に入庫です。
輸入車(外車)で突然にエンジンやオートマなどの故障で修理や整備をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

エンジンをかけて現車確認すると、ESP(横滑り防止装置)故障がメーターディスプレーに
表示されております。

ESPと同時にタイヤ空気圧警告灯も同時に点灯しており、ディスプレーに表示されている
双方のメッセージからの推測ですと、タイヤの回転センサー(ABSホイールセンサー)の
故障が濃厚ですが、故障診断機(スキャンテスター)にて診断開始です。

やはり故障診断機には、トランスミッション・ABS&ESPのダイアグエラーコードが入力
されておりました。

診断を進めるとATトランスミッションにトラクションシステムからブレーキスイッチの
信号が入力されていませんとエラーメッセージが表示されております。

さらに診断すると、ブレーキランプスイッチの点検をして下さいと変わってきましたので
ブレーキランプスイッチの点検と進めていきます。

ブレーキペダルの上の方にスイッチが付けられているのが確認できるかと思われます。
ブレーキスイッチのカプラを外してバッテリーからの入力電圧の測定から作業を開始して
行きます。

ブレーキスイッチ点検の結果、サーキットテスターでバッテリーからの電圧を測定すると
ブレーキを踏んでも電圧が出てきません。

シフトロックソレノイドバルブにブレーキスイッチからの信号(電圧)が入らないと
ソレノイドバルブが動かない(解除しない)ために、シフトレバーがパーキングから動かない
状況でした

スイッチの故障ですので、ブレーキランプスイッチをメーカから取り寄せ新旧部品です。
新旧部品が間違えないように故障している側のスイッチにマスキングテープで印を付けて
あります。

故障修理見積りに関しては、しっかりと点検しないと見積り金額が出ないのが現状です。
故障個所の判断がおおむね決定してからの見積りのご案内となりますのでご了承ください。

新品のブレーキスイッチが取り付け完了です。(取り外しや取り付けはいたって簡単です)

ブレーキスイッチを取り付けたのちに再度スキャンテスターを取り付けダイアグエラーコードの
消去(リセット)を行い、何度かロードテストを繰り返して
ブレーキスイッチ以外に故障個所が無いかの確認をしております。

輸入車(外車)と言う事で高額な修理費用がかかるかと、お客様が心配されていましたが
ブレーキランプスイッチのみの交換で、全システム異常なしとの事ですのでOKです。
お客様も安い方の金額で大丈夫でした、と連絡すると安心するかと思われます。

最後に点検の為に外したカバーを組み付けて
メルセデス・ベンツ W245のシフトレバーが突然Pからが動かない修理は完成しました。

突然の自動車故障時には焦ったり、戸惑ったりする人の方がほとんどだと思われますが
当店にもよく故障車の引き取り依頼が有ります。(積載車での引き取りは有料です)

そこで、対人事故や対物事故ですと速やかに警察へ連絡が必要ですが

エンジンがかからない、動かないなどの故障ですと、多くの方が任意の自動車保険に
加入していると思われます事から
故障車を無料で運んでくれる「レッカー搬送サービス」に加入している事を知らない
あるいは、忘れている方がすごく多いです。(ロードアシストとも言います)

保証内容は保険会社によって多少の違いはありますが
ご自身の加入している保険会社に確認の連絡をとれば、意外と無駄な費用を抑えられる
事が多いです。
読んでいただいた方の参考になれば幸いです。

以上になりますが、最後までご覧いただいてありがとうございました。

オートサービスワカミヤ
〒920-0054 石川県金沢市若宮1-95
TEL:076-222-8318
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