レガシィ４ＷＤ クラッチ交換

クラッチ交換をする為にインタークーラー、キャタライザー＆エキゾーストフロントパイプ
４ＷＤ車ですから、プロペラシャフトと順番に外したところです。

マニュアルミッションが外れた瞬間のクラッチディスクが焼けたにおいは強烈でした。
思わず口と鼻をふさいでしまいました。
また、クラッチがズルズルに滑ると自走が困難になりレッカー救援を必要としますから
そうならないためにも早めの修理をお勧めいたします。

マニュアルミッション外すと見えてくるデュアルマスクラッチです。

クラッチディスクとクラッチカバーを外すと、よほどの熱が出たかは分かりませんが表面が
焼けて変色しているのと同時に回転方向に回すと
ダンパーからキュルキュルとすれる音が出ているデュアルマスフライホイールでした。

フライホイールのボルトはトルクスプラスの工具が必要ですが、何度も使っているうちに
ソケットの先端が丸くなり削っては使っていましたが
クラッチと同様に工具も限界にきましたので、工具が滑ってボルトの頭がなめてしまうと
とんでもない事になりますので、スナップオンのソケットレンチをゲットしました。

長年に渡りお疲れ様でした。ボックスソケットの先端を大きくした画像です。
今まで頑張ってくれた工具ですから
形は変わりますが先端をカットして第二の人生ではないですが、第二のヘキサゴンビット
ソケットとして今後も活躍です。

フレキシブルフライホイールに交換したくて、随分とメーカーなどに問い合わせるなどして
探しましたが純正部品の設定が無く、デュアルマスフライホイールに交換です。
新しく新調した工具のおかげで強く締まっているボルトがすんなりと緩みフライホイールが
簡単に外れ、新旧のデュアルマスフライホイールです。

デュアルマスフライホイールの組み付け完了です。

デュアルマスフライホイールに合わせた新旧部品のクラッチディスクとカバーです。

クラッチディスクとチカバー（プレッシャープレートと呼ぶ方もおられます）取り付けが完了した
ところです。

レリーズレバー及びクラッチケース内をきれいに洗浄したのちに、レリーズベアリングを
組み付けたところになります。

クラッチ部品とマニュアルミッションを組み付け、外した時と逆の順番に部品を組み付けて
スバル ＢＰ５ レガシィ ＥＪ２０ターボ付きエンジンの
フライホイールからの異音とクラッチ滑り修理で、いちじは工具の金属疲労でどうなる事か
と（工具が無くて）危ないところも
ありましたが、デュアルマスフライホイール付き車のクラッチ交換は無事に完成しました。