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施工例

BMW スピードが出ない

BMW 3シリーズ(E92 320i)スピードが出なくなり修理のご紹介です。
高速道路を走行中に突然メーター内にエンジンの警告灯が点灯して、どれだけ
アクセルを踏んでも徐々にスピードが出なくなり、修理依頼で車両入庫です。
BMW車をはじめ欧州車で警告灯が点灯してエンジントラブルの修理をするなら
石川県金沢市の安心・安全 車検専門店「オートサービスワカミヤ」にお任せ下さい。

工場に入庫された時にはご覧のようにエンジンの警告灯は点灯していますがアイドリングの
状態などは調子が良くて別に異常は感じられませんでした。
実際に道路を走行するとパワー不足が感じられ、スピードが出ない状態でした。

故障診断機での診断結果はカムシャフトのバルブを制御しているモーターの動きが悪くなり
エンジンの警告灯を点灯させて、運転者に異常を知らされたと思われます。

バルブリフトコントロールモーターを点検する為に、ワイパー下側のトップカウルカバーなどを
外していきます。

中央部分のモーターがカムシャフトを制御するバルブリフトコントロールモーターです。

エンジンコンピューターに三つのトラブルコードが入力されており、最初の頃は
カムシャフトコントロールモーターがスムーズな動きをしていなく細かい制御をしていません
でしたが、ついにモーターが制御不能となり作動を停止した模様です。
カムシャフトをコントロールモーターがどの位置で停止するかによってエンジンの現象が
変わってくるかと思われます。

通常では運転者のアクセルを踏み込み量や車速に応じて、エンジンコンピューターからの
電気信号で電気式スロットルボディ内のスロットルバルブが開いて加速していきます。

エンジンコンピューターからバルブを開く方向に電気信号を送ってもモーターが動かずに
作動を停止した場合は、モーターに直接かみこんでいるギヤがバルブを開く方向に動かず
スロットルバルブをどれだけ開いてもバルブの開く量が少ないと、エンジンに空気が入って
こなくなり、エンジンが吹けなくなり加速不良やスピードがでない状態になります。

新品のバルブリフトコントロールモーターです。

シリンダーヘッドからバルブリフトコントロールモーターを外したところです。

新品のバルブリフトコントロールモーターをシリンダーヘッドに組み付けております。

外した部品を順番に組み付けております。

ロードテストを繰り返しながらエンジンの調子を確認すると、すこぶる調子が良くなり
BMW独特の加速をするようになりOKです。
何度か走行を繰り返して故障診断機にエラーコードの入力無い事を確認して、BMW 
E92 320i( N46B20B)エンジンの故障修理は完成しました。
BMW車など、輸入車の車検をはじめ整備や故障修理はオートサービスワカミヤに
お任せください。
E60 525i アイドリング不調 加速不良もこちらからご覧ください

オートサービスワカミヤ
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